「ダウナー彼女の射精誘導〜淫語でマインドコントロール」1部より
声:紅月ことね 作:もちだ弁慶

【1部】より抜粋
エロスを想像する力(ちから)は、あなたのオナニー力(りょく)に比例します。
オナニーはいつも、あなたの味方です。
オナニーはいつも、あなたに癒しと安らぎと…そして快楽を与えてくれます。
私の声に集中してください。
私の声だけを聞いてください。
私がささやくエロスのイメージと、その淫らな言葉達が、あなたの頭の中身すべてを支配します。
しかしそれはあなたにとって、とても気持ちの良いことです。
私の声はあなたのオナペットになります。
あなたにはもう、私の声だけしか聞こえません。
握りしめた下半身はそのままで、ゆるく弱く…あなたの欲望のソレをしごき続けてください。
そうです…すぐにイってしまわない程度の、レントの速さで。
目を閉じると、間もなくまぶたの裏側に、あなたが望む「二人のイメージ」が…浮かび上がります。
次に私が指を弾(はじ)いて合図するまで、あなたの目は閉じたままです。
1…2…3…。
窓からオレンジの光が差し込める夕刻の教室…。
あなたは部屋の真ん中にいます。
彼女はあなたを後ろから、ギュッと強く抱きしめています。
背中に触れる豊かで柔らかな二つのメロンの感触…。
その穏やかで優しげな鼓動や体温までも、それらは全部…あなただけのものです。
二人が付き合い始めてから、もう二月(ふたつき)以上が経過しました。
あなたが恋をした彼女はとても可愛らしく…学校中の男子が皆(みな)、憧れるような存在です。
彼女は綺麗で丸く愛らしい、まるで翡翠(ひすい)のような瞳をしています。
彼女は少しだけピンクに濡れた、厚めでぷるぷるの、アヒル唇をしています。
彼女は漆黒(しっこく)の髪に天使の輪の掛かるほど、滑(なめ)らかで美しいロングヘアをしています。
パっとしないあなたに比べれば、何もかもが上位で不釣合(ふつりあ)いな彼女。
そんな彼女があなたを選んだのは、理由(わけ)がありました。
それはあなたが「受身」で「されたがり」の、変態男子だったからです。
あなたは後ろからズボンのベルトを緩められ、下半身を丸裸にされてしまいます。
上の制服を着せたままにしてあるのは彼女の趣味です。
あなたは彼女から、腰を左右に振るように命令されます。
初めはゆっくりと、次第にアンダンテ…。
半円の遠心力で振られた仮性包茎が太ももに当たり、ペチペチと乾いた音を立てています。
彼女はそれを聞き、笑みを浮かべます。
上着のシャツから地肌に入れた指先で、あなたの乳首をつまみ、転がしながら…。
あなたは今、学園のアイドルに乳首をいじくられ、ふにゃ垂れたちんぽを強制的に振らされています。
痴態をさらすあなたに向かい、彼女はもっと速く腰を振るようにと命令します。
あなたは懸命に腰を振ります。
ペチペチが加速します。
ペチペチがさらに大きくなります。
振り子がスピードを上げて残像を残すくらい、素早くちんぽを振り回し、太ももに打ち当てます。
あなたはちんぽを太ももにぶち当てます。
まるでちんぽを打楽器のように勢いよく、太ももにぶち当てています。
ペチペチしたちんぽの炸裂音が教室中に響き渡りました。
しかし長くは続きません。
初めは軽妙だったペチペチ音が、やがて鈍く重いそれに変わり、ついにはほとんど振れなくなってしまいました。
あなたは自分のペチペチだけで、完全に勃起してしまったのです。
彼女は初めからそうなることを知っていたかのように、すかさずあなたの後ろ側から左手を股間にすべり込ませます。
そしてダラリと不均衡(ふきんこう)にぶらさがったあなたの金玉を…その白い手の平の中に握りしめます。
反射で身体をビクリと震わせたあなたを見ても、お構いなしです。
おもむろに強く弱く、掴(つか)んだ左右の金玉を揉みしだきます。
波を打ちうねるような指の動きに、あなたの二つの金玉は「玉ころ」のごとく転がされ、踊らされてしまいます。
そして小さな手の平の中で、グニュリ、またグニュリと…。
ときどき強めにグニュッと「揉み圧(あつ)」をかけられるたびに、毛の生えた金玉の皮袋(かわぶくろ)がプクリと膨(ふく)れて、その中身の歪(いびつ)な肉球(にくだま)の形を浮かび上がらせています。
彼女は金玉が好きです、彼女は金玉が大好きです。
彼女は玉揉みが好きです、彼女は金玉を揉むことが大好きです。
彼女は金玉の感触が好きです、彼女はあなたの金玉の感触が大好きです。
彼女は金玉を愛しています、彼女はあなたの金玉をとても愛しています。
彼女は金玉を持ったあなたのことを愛しています。
彼女はあなたのことを金玉ごと愛しています。
あなたの金玉を愛しています、あなたの金玉をとても愛しています。
あなたの金玉のことを死ぬほど愛しています。
(しばらく無音)
後ろから股間をまさぐる彼女の左手は、依然二つの肉球(にくだま)を揉みしだいたままで、次に右手を腰の外側から回し込み、あなたの中軸を握りしめます。
張りつめたちんぽです、熱く膨(ふく)れた勃起ちんぽです。
細く柔らかな彼女の手が、二度三度と、あなたのソレをシゴき上げます。
反り返った肉器官(にくきかん)はすぐに反応を示して、鈴口(すずぐち)から透明の粘液(ねんえき)を滴(したた)らせています。
彼女の手の平がそっとフタをするように、あなたの亀頭を包(つつ)み込みます。そしてそのままクルクルと先だけをこね回すのです。
先走りを亀頭の粘膜(ねんまく)に擦(す)り込ませて「すべり」と「音」を良くするために…。
いま彼女が容赦なく、あなたのソレをシゴき上げる準備が整いました。
今度は助走なしで、先程よりも素早いピストンでシゴき始められます。
あなたのちんぽがシゴかれています。
亀頭粘膜(きとうねんまく)と皮のあいだから、わざと卑猥(ひわい)な音を立てられて。
グチュグチュ、グチュグチュ…何度も何度も、その単純で規則的な律動(りつどう)が繰り返されると、あなたはやがて昇りつめ…逝きそうになります。
彼女の手こき速度がモデラートからアレグロへ。
速く、速く、激しく、速く…。
あなたは逝きそうになります、あらゆる束縛からの開放へ向けて、逝きそうになります。
逝きそうになります、逝きそうになります、逝きそうになります、あなたはついに…逝きそうになります。
(しばらく無音)

                       本編へつづく